調教スタンド前の運動場で、武豊騎手に乗り替わり、坂路馬場へと移動した
ベルカント(栗東・角田晃一厩舎)。1回目のハロー明けの時間帯に
パーティブロッサムとの併せ馬が行われた。
スタート地点で1秒近く追走する形だったが、道中は右埒沿いを進んだこともあり、カーブを曲がったところでは、あっという間に並びかけた。あとは、伸びあぐねる相手を突き放していく一方。4F51.5〜3F38.2〜2F25.8〜1F13.4秒で最後までほとんど馬なり。追っていれば、13秒は切っただろう脚色だけに、やはり牝馬らしからぬ
スピードと
パワーを兼ね備えている印象だった。(取材・写真:井内利彰)