マイペースの逃げで2番人気のビバワールド(牡、父キングカメハメハ、栗東・浜田)が押し切った。難なく主導権を握ると、ゆったりした流れに落として余力たっぷりに直線へ。追撃を楽に振り切った。タイムは2分8秒9。母は無敗で02年の阪神JFを勝ったピースオブワールド。血統的にも今後が楽しみだ。半馬身差の2着は内ラチ沿いで脚をためた6番人気のエーティーペガサス、さらに頭差の3着には後方待機の8番人気ウィナーウェイが入った。なお、エイシンフラッシュの異父弟で1番人気に支持されたオルドリンは6番手の外めから4角で押し上げたが、直線では伸びを欠いて8着としんがり負けを喫した。
岩田は「時計うんぬんよりすごいセンス。物見し通しでフワフワしながらも、最後にしっかり反応してくれた」と目を丸くした。浜田師は「使った効果で体がしっかりしてきたら、時計勝負にも対応できると思います」と伸びしろを期待した。
提供:デイリースポーツ