課題を克服してステップアップ。1番人気のリアルヴィーナス(栗東・安達)が終始スムーズな競馬で牝馬同士の一戦をモノにした。陣営が課題に挙げていた折り合いに気を配りつつ、直線勝負に徹したデビュー3戦より前めのポジションをキープ。先団を射程圏に入れて手応え良く直線を迎えると、期待通りの末脚を発揮して差し切った。勝ちタイムは1分22秒5。3/4馬身差の2着は3番手追走からしぶとく伸びた5番人気のマイネヴァリエンテ。さらに首差の3着には後方から差を詰めた2番人気のイマスグキスミーが入った。
福永は「スタートが良かったですし、その位置で折り合いに専念しました。抜け出してから遊ぶようなところがありましたから着差以上に強い内容だったと思います」と振り返った。次戦は未定となっている。
提供:デイリースポーツ