(12)テイエムイナズマ=午後3時34分に中山入りした。「いつもと様子は変わらない。中1週でも元気です」と花田助手。急きょ参戦する形になったが、仕上がりに不安はなさそうだ。「ここ2戦は掛かり気味だった。折り合って運べれば」と好走へのポイントを挙げた。
(13)トゥザグローリー=午後3時に中山に到着した。塩津助手は「金鯱賞(4着)から変わってきましたね。見た目にもいい体つきになっています。あとはジョッキーに任せるだけです」と名手ルメールの手腕に期待した。
(14)ゴールドシップ=午後4時ちょうどに決戦の地へ到着。昨年の皐月賞、有馬記念と全く同じ馬房に収まった芦毛の4冠馬は、落ち着いた様子でカイバを平らげていた。「頼んで同じ馬房にしてもらったんだ。輸送の方も順調。普段から馬運車の中ではおとなしい馬やからね」と今浪厩務員は笑顔をのぞかせた。
(15)ナカヤマナイト=美浦坂路で4F67秒9、ラスト1F15秒8を馬なりでマーク。ほどよく気合も乗っており、力強い脚さばきが目についた。三浦助手は「きょうは普通のキャンター。もう体や息はできているからね。これで大丈夫」と、状態の良さをアピールした。
(16)トーセンジョーダン=午後3時前に中山へ到着し、引き運動でじっくりと体をほぐしてから馬房へ。「秋では一番いい状態。爪の不安もなく順調に来た」と中澤助手は仕上がりに太鼓判を押す。「ただ、大外枠にはちょっとがっかりしたかな」。内田博のエスコートがVへの鍵を握りそうだ。
提供:デイリースポーツ