22日、阪神競馬場で樅の木賞(2歳・500万・ダ1800m)が行われ、道中は後方に構えた武幸四郎騎手騎乗の4番人気メイショウシンシア(牡2、栗東・松永昌博厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして前の各馬を交わし、中団から伸びた8番人気セレッソレアル(牝2、栗東・松元茂樹厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒8(重)。
さらに1.3/4馬身差の3着に14番人気エキマエ(牡2、美浦・中川公成厩舎)が入った。なお、3番人気スマートダイバー(牡2、栗東・吉田直弘厩舎)はエキマエから4馬身差の4着、2番人気タイセイクルーズ(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)はさらにクビ差の5着、1番人気ペアン(牡2、美浦・菅原泰夫厩舎)は9着に終わった。
勝ったメイショウシンシアは、父シニスターミニスター、母メイショウアイリス、その父ジョリーズヘイローという血統。ダートはこれまで1400m戦のみを使っていたが、400m延長したここで2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆メイショウシンシア(牡2)
騎手:武幸四郎
厩舎:栗東・松永昌博
父:シニスターミニスター
母:メイショウアイリス
母父:ジョリーズヘイロー
馬主:松本好隆
生産者:三嶋牧場
通算成績:5戦2勝