名古屋競馬場(天候・晴、馬場状態・やや重)で行われたダート
グレード競走の第13回名古屋グランプリ(JpnII・2500m・1着賞金3100万円)は、地元愛知から3頭、JRAから5頭、他地区4頭の合わせて12頭が出走した。
1周目のスタンド前から先手を奪ったのはJRAの
トウショウフリークで、後続を離す逃げとなった。同じくJRAの
エーシンモアオバーは2番手からの競馬となり、3番手以降も差が開いた。愛知の
サイモンロードとJRA
ランフォルセがほぼ並ぶ形で3番手争い。その後に1番人気の
ナイスミーチュー、
シビルウォーとJRA勢が続く。
2周目に入っても、
トウショウフリークの逃げは続くが、2番手以降が固まってきた。3コーナーで
エーシンモアオバー、
ランフォルセ、
シビルウォーが並び、前を追う。4コーナーではその4頭が固まり、最後の直線へ。
早目に前を捉えにかかった
シビルウォーがゴール前で抜け出し、3馬身差の快勝となった。勝ちタイムは2分43秒3。鞍上はJRAの内田博幸騎手。逃げた
トウショウフリークが2着に粘り、クビ差の3着に1番人気の
ナイスミーチューが追い込んできた。
勝った
シビルウォーは父ウォーエンブレム、母チケットトゥダンス(その父Sadler's Wells)という血統の牡8歳・鹿毛馬。JRA美浦・戸田博文調教師の管理馬。通算成績は45戦11勝(うち地方17戦5勝)、重賞は去年8月のブリーダーズゴールドカップ以来で、5勝目となった。
提供:ラジオNIKKEI