クラシック戦線をにらむ牡牝の良血馬が登場した注目のカード。2勝目を手にしたのは3番人気のサトノロブロイ(栗東・南井)だ。7番人気オールステイ(7着)、6番人気ウイントゥモロー(5着)が序盤からハナを主張し合って、8頭立ての少頭数でも縦長の隊列に。離れた3番手をスムーズに追走し、直線半ばで前2頭をかわし去ると一気に広げたリードを守り切った。タイムは2分0秒1。1馬身1/4差の2着は4番人気のハギノハイブリッドで、さらに3/4馬身差の3着が4番手から進めた1番人気ガリバルディ。なお、ブエナビスタの異父妹で無傷V2を狙った、2番人気サングレアルは後方追走から差を詰められずに4着に敗れた。
松田は「じっくり構えたが、馬もレースを覚えてきてくれた。もっと成長してくれるはず」とさらなる伸びしろを期待。昨夏の函館から「この世代で厩舎一番(の期待馬)」と話していた南井師は「展開がはまったけど、期待していただけに良かった」とホッとしていた。
提供:デイリースポーツ