万両賞で2勝目を挙げたモーリスが再び重賞に挑戦する。デビュー2戦目で挑んだ前々走の京王杯2歳Sは、1番人気に推されるも6着。高島助手は「この時期にして課題の少ない馬。血統的にはエリートではないかもしれませんが、能力は遜色ないですからね。ここで賞金を加算できれば、可能性がさらに広がるでしょう」と大きな期待を寄せていた。
勢いに乗って決め脚発揮だ。メンバー最速上がりを駆使して新馬戦を快勝したシセイカスガが一発を狙う。「距離はギリギリだと思うが、うまく脚をためられれば」と北出師。6日には栗東DPで余力十分に5F67秒2-37秒8-11秒9を計時。「実質的な本追い切りは済ませているし、態勢は整っている」と仕上がりに胸を張った。
提供:デイリースポーツ