13日、東京競馬場で行われた6R・3歳新馬(芝1800m)は、田中勝春騎手騎乗の4番人気ユメロマン(牡3、美浦・宗像義忠厩舎)が、好位追走から直線最内を突くと、中団待機から追い込んだ9番人気マイネルハウンドを1/2馬身抑え快勝した。勝ちタイムは1分50秒9(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ヤマニンバンガードが入った。
勝ったユメロマンは、父ジェネラス、母サクラトキメキ(その父アンバーシャダイ)という血統。叔父が昨年の京成杯(G3)2着のマイネルマクロス(牡4、栗東・中村均厩舎、父フジキセキ)で、近親にはサクラスピードオー(父サクラホクトオー、共同通信杯4歳S-G3)がいる。本馬は、教育実習の一貫として、静内農業高校・旧畜産科(現生産科学科)の生徒たちによって種付け、生産、育成された本馬は、03年サマーセールにおいて250万円で売却されていた。
東京5R・3歳新馬(牝・ダート1300m)は、柄崎将寿騎手騎乗の5番人気テンイムホウ(牝3、美浦・柄崎孝厩舎)が、中団待機から直線坂上で抜け出すと、逃げた1番人気ピクシーダストを2.1/2馬身制し優勝した。勝ちタイムは1分20秒4(良)。さらに3馬身差の3着には2番人気ケイアイスカイが入った。
勝ったテンイムホウは、父ラムタラ、母がJRA・2勝のラッキーダイアリー(その父ジャッジアンジェルーチ)という血統。半兄が現4勝のスペシャルストック(牡6、美浦・大久保洋吉厩舎、父ジェイドロバリー)で、近親にはボールドエンペラー(父キンググローリアス、デイリー杯3歳S-G2)がいる。