15日、浦和競馬場で第57回ニューイヤーカップ(3歳・ダ1600m・1着賞金1200万円)が行われ、スタートで遅れ後方からの競馬となった見沢譲治騎手騎乗の8番人気ファイヤープリンス(牡3、浦和・小久保智厩舎)が、3〜4コーナーで一気に先団に取りつき、好位から4コーナーで先頭に立った1番人気パンパカパーティ(牡3、浦和・小久保智厩舎)との競り合いを制して、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒2(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気ドラゴンエアル(牡3、川崎・高月賢一厩舎)が入った。なお、3番人気ブラックヘブン(牡3、大井・鷹見浩厩舎)はドラゴンエアルからクビ差の4着、2番人気エイシンホクトセイ(牡3、大井・藤田輝信厩舎)はさらに4馬身差の5着に終わった。
勝ったファイヤープリンスは、父オンファイア、母レスティヴコマンダ、その父コマンダーインチーフという血統。昨年5月のデビューから通算12戦目で初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ファイヤープリンス(牡3)
騎手:見沢譲治
厩舎:浦和・小久保智
父:オンファイア
母:レスティヴコマンダ
母父:コマンダーインチーフ
馬主:国田正忠
生産者:つつみ牧場
通算成績:12戦3勝(重賞1勝)