大井の福永二三雄調教師が死去

2005年02月15日 12:00

 14日午後0時30分、大井競馬場所属の福永二三雄調教師(62)が肝不全のため、東京都品川区内の病院で亡くなった。

 同師は79年に調教師免許を取得。後に中央競馬に移籍して天皇賞・春、宝塚記念、有馬記念(すべてG1)を勝った、東京大賞典馬イナリワン(父ミルジョージ)を筆頭に、東京記念のイナリコンコルド(父イナリワン)、オンユアマーク(父ホワイトマズル)なども管理していた。通算4110戦489勝(うち重賞17勝)。騎手としても、69年にはヤシマナショナル(父チャイナロック)で東京大賞典を、79年にはハツマモル(父ラディガ)で帝王賞を制すなど、素晴らしい成績を残した。

 また、同師は競馬名門ファミリーで、実兄に福永甲JRA調教師、弟には福永洋一元JRA騎手、甥に福永祐一騎手がいる。福永祐一騎手が1月20日の大井8Rで大井競馬初勝利を挙げた時の騎乗馬ショーターザトッシ(牡3)は、故福永二三師の管理馬だった。葬儀の日程、喪主などは未定。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。