クロフネ産駒の5番人気アキノクリンチ(牝、栗東・沖)がパワフルな走りで初陣を飾った。スタートダッシュこそひと息だったが、行きっぷり良く中団のインを追走。直線に向いてワンテンポ待って先行集団の外に持ち出し、エンジンがかかると力強く伸びて突き抜けた。勝ちタイムは1分27秒8。1馬身半差の2着は好位の外めを運んだ4番人気のダテノレスペデーザ。さらに首差の3着は6番人気のエンプレスペスカ。2番手を先行した1番人気のスパイスシャワーは6着に敗れた。
オープン特別勝ちのスタッドジェルランなど、きょうだいはダートでの活躍が目立つ。太宰は「競馬が上手で追って味があります。馬込みも問題なかった」と笑顔だった。
提供:デイリースポーツ