26日(日)中山競馬場で行われる第55回アメリカジョッキークラブカップ(GII)に出走予定のマイネオーチャードについて、追い切り後の畠山吉宏調教師のコメントは以下の通り。
「1600万下の何戦かでは、メンコを外してから、位置取りが少し前になったりもしましたが、前走は折り合って、じっくり脚をためていき、終いはいい脚を使ってくれました。本当にいい勝ちっぷりでしたし、いいメンバーの中で、力差があるくらいの走りでした。ああいう競馬が、一番持ち味が生きるのだと認識しましたし、また、この年齢になって、さらに力をつけてきた感じです
ここに向けて前走の後は、厩舎でそのまま調整してきました。追い切りを3本、緩めることなく、質の高い調教ができています。いい意味で、状態をキープできていると感じます。
前走と全く同じ舞台ですから、このレースを選択しましたし、この舞台には、間違いなく適正があります。それに冬の馬場状態も、この馬には合っていると思います。
メンバーも強い男馬達ですから、挑戦者のつもりです。思い切った、自分の競馬をしてくれれば、いい競馬ができると思います」
(取材:中野雷太)
提供:ラジオNIKKEI