美浦坂路を3頭併せで追われたレッドレイヴンに藤沢師は大きな期待/AJCC

2014年01月23日 12:00

美浦坂路を3頭併せで追われたレッドレイヴン(右)

 重賞初勝利に燃える気迫がひしひしと伝わってきた。藤沢和師の「調教は暖かくなってからやりたい」との言葉通り、レッドレイヴンが美浦坂路に入ったのは午前10時30分過ぎ。ベビーネイル(7歳1600万下)、レッドスパーダ(8歳オープン)を先行させて、柴田善が駆るレッドレイヴンが勢い良くスタートした。

 道中、特に仕掛けるところもなく残り1Fへ。そこから先行2頭をあっさりととらえた。外ベビーネイルに2馬身、中レッドスパーダに半馬身差をつけてフィニッシュ。走破タイムは4F50秒8-36秒6-11秒9。17日にも4F50秒3を馬なりでマークしている。どちらも手綱を取った柴田善が笑顔で話し始めるのも当然だろう。

「この馬に乗っていて楽しいよ。イレ込んで走っているように見えるかもしれないが、もともと速いリズムで走るからそう見えるだけ。落ち着いているよ。多少、馬場が悪くなっても心配はいらないよ」と、大きな期待を寄せる。

 今回の課題は2200mの距離。全3勝は1800mで挙げており、2400mの青葉賞、ダービーでは11、12着に大敗している。それでも藤沢和師は「前走(美浦S)の勝ち方が良かった。徐々に体質が強化されており、あのころとは馬が変わっている。母の父が長いところの血統。ジョッキー(柴田善)も大丈夫と言ってくれている」とキッパリ。自信満々の出陣だ。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。