ヴェルデグリーンが横一線の接戦を抜け出し重賞2勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
26日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)が行われ、中団でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の2番人気
ヴェルデグリーン(牡6、美浦・相沢郁厩舎)が、各馬横に広がった直線の争いを外から制し、11番人気
サクラアルディート(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分14秒0(良)。
さらにクビ差の3着は、6番人気
フェイムゲーム(牡4、美浦・宗像義忠厩舎)と1番人気
レッドレイヴン(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)の争いとなったが、
フェイムゲームが先着した。クビ差で
レッドレイヴンが4着。なお、3番人気
ケイアイチョウサン(牡4、美浦・小笠倫弘厩舎)は10着に終わった。
勝った
ヴェルデグリーンは、父ジャングルポケット、母レディーダービー、その父スペシャルウィークという血統。昨秋はオールカマーで重賞初制覇。続く天皇賞、有馬記念では見せ場を作れなかったが、オールカマーと同舞台のここで接戦を制し重賞2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ヴェルデグリーン(牡6)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・相沢郁
父:ジャングルポケット
母:レディーダービー
母父:スペシャルウィーク
馬主:斎藤光政
生産者:斉藤安行
通算成績:21戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年オールカマー(GII)