きさらぎ賞1週前追い切りを行ったトーセンスターダム(撮影:井内利彰)
新馬、京都2歳Sと連勝中のトーセンスターダム(栗東・池江泰寿厩舎)。調教馬場前の運動場で武豊騎手が跨ろうとした時に、少し嫌がるような素振りを見せたが、その後はスムーズ。朝一番、開門直後のCコースにダノンドリーム、オリハルコンに引き続いて入場した。
道中は最後方から進めて、直線は最内に進路を選ぶ。道中のペースは決して遅くなかったが、直線に向いてから余力十分の手応え。馬体を併せれば、しっかり伸びるといった感じで、最後まで加速する一方。きっちり併せ馬に先着して、時計は6F83.1〜5F67.9〜4F53.7〜3F38.3〜1F12.1秒で後半を優秀な数字でまとめた。
きさらぎ賞と同じ舞台の京都芝1800mの未勝利戦を勝ち上がっての出走となるブラックカイト(栗東・境直行厩舎)は、Cコースでサンセットライヴを追走する併せ馬。外から持ったままで相手を抜き去り、最後まで手応え十分に、6F82.6〜5F67.4〜4F53.1〜3F39.4〜1F13.0秒をマークしている。(取材・写真:井内利彰)