土門一美調教師が死去

2005年02月24日 19:44

 24日15時30分頃、栗東の土門一美調教師が、病気のため済生会滋賀県病院で亡くなった。享年58歳だった。通夜は25日18時、告別式は26日12時30分から、栗東市の厚生年金分館2階大ホールで行われる。喪主は母の君枝さん。

 同師は、65年に阪神競馬場の土門健司厩舎の厩務員を務め、翌年からは同厩舎の調教助手として活躍。80年に調教師免許を取得すると、81年6月6日にホースメンワイルドで初出走、初勝利の記録を達成した。また、同年にはオーバーレインボーで金鯱賞を制し、初重賞制覇を成し遂げると、その後も、84年のジャパンC(G1)で日本馬として同レース初勝利となったカツラギエース、90年の宝塚記念(G1)でオグリキャップを負かしたオサイチジョージなどの多くの名馬を管理した。

 通算成績は3883戦279勝(うち重賞19勝)。82年に調教技術賞(関西)、83年優秀調教師賞(関西)、重賞獲得調教師賞、84年重賞獲得調教師賞にも輝いた。

 現役の管理馬には現6勝で障害オープンでのシアトルリーダー(牡6)がおり、今年は2月13日の京都・障害4歳上未勝利戦をシアトルハンド(牡4)で勝利するなど2勝を挙げている。

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