コディーノの追い切りに藤沢和師「精神面が変わってきた」/東京新聞杯

2014年02月07日 12:00

美浦Wの併せ馬で精神面の成長を示したコディーノ(左)

 3頭出しの藤沢和厩舎の一番手は、やはりこの馬か。コディーノが精神面の着実な成長をアピールしてみせた。美浦Wでポールアックス(8歳1600万下)を追走。5馬身ほど前に行かせたが、以前とは違いムキになって追い掛けることはない。直線はインから馬体を併せ、一杯になった相手をあおった。

 5F67秒4-37秒8-12秒8のタイムに北村宏(レースはリスポリ)は「うまく行きましたね。1回離れて、早めに追い掛けるイレギュラーな調教にも対応ができた。あえてやったんです。久々に乗ったが落ち着いていたし、コントロールが利くようになっている」と感心する。

 昨秋は毎日王冠7着、天皇賞・秋5着。古馬の分厚い壁に跳ね返されたが、すぐに休ませたのが正解だった。藤沢和師は「いいケイコができた。昨年の秋の休み明けよりもいい。精神面が変わってきた」と太鼓判を押す。

 東スポ杯2歳Sを楽勝した時は、ダービー候補と騒がれた。しかし、その後は使うごとに母系のスピード色がより出るようになり、距離の限界を露呈し始めた。本質的にはマイラーなのだろう。

「朝日杯FS(2着)がそうだが、テンからスピードに乗る距離だと自分からスイッチが入る」とトレーナー。もう、進むべき道に迷いはない。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。