9日、小倉競馬場でかささぎ賞(3歳・500万・芝1200m)が行われ、中団後方でレースを進めた藤岡康太騎手騎乗の1番人気レムミラス(牝3、栗東・高橋義忠厩舎)が、直線最内から馬群を縫って脚を伸ばし、好位から先に抜けた4番人気クラウンルシフェル(牡3、美浦・天間昭一厩舎)との接戦を制して、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒9(良)。
さらに1/2馬身差の3着に8番人気カメット(牡3、栗東・岩元市三厩舎)が入った。なお、2番人気テイエムチュラッコ(牝3、栗東・柴田光陽厩舎)は7着、3番人気サクラドラジェ(牝3、栗東・羽月友彦厩舎)は13着に終わった。
勝ったレムミラスは、父キングヘイロー、母エルベレス、その父ダンスインザダークという血統。未勝利脱出には4戦を要したものの、続く紅梅Sでは0.2秒差の6着と健闘し、自己条件のここで2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆レムミラス(牝3)
騎手:藤岡康太
厩舎:栗東・高橋義忠
父:キングヘイロー
母:エルベレス
母父:ダンスインザダーク
馬主:ダイリン
生産者:谷川牧場
通算成績:6戦2勝