27日、阪神競馬場で行われた9R・すみれS(3歳OP、芝2200m)は、藤田伸二騎手騎乗の2番人気ダンツキッチョウ(牡3、栗東・山内研二厩舎)が、好位追走から直線先頭に立つと、中団から追い込んだ4番人気グッドネイバーを1.1/2馬身振り切り快勝した。勝ちタイムは2分15秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には逃げた3番人気ケイアイヘネシーが入り、1番人気アドマイヤタカは4着に敗れた。
勝ったダンツキッチョウは、父サンデーサイレンス、母レイホーソロン(その父パーソロン)という血統。半姉に95年阪神牝馬特別(G2)など重賞3勝を挙げたサマニベッピン(父ノーザンテースト)、伯父に81年京都新聞杯などを制したサンエイソロン(父パーソロン)、従兄に01年小倉大賞典を制したミスズシャルダン(父トニービン)がいる。デビュー2戦目(札幌・芝1800m)で勝ち上がり、続く札幌2歳S(G3)では1番人気に支持されるもストーミーカフェ(牡3、美浦・小島太厩舎)の2着に惜敗。今回約5ヶ月ぶりの出走ながら見事勝利を飾り、通算成績4戦2勝とした。