15日、小倉競馬場でくすのき賞(3歳・500万・ダ1700m)が行われ、後方2番手でレースを進めた松山弘平騎手騎乗の3番人気ビタミンエース(牡3、栗東・本田優厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、ゴール前では5頭が並ぶ接戦となったが、これをわずかに制して優勝した。勝ちタイムは1分45秒1(重)。
ハナ差の2着は4番人気エノラブエナ(牡3、栗東・宮本博厩舎)、さらにアタマ差の3着は12番人気ヴァイスヴァーサ(牝3、栗東・今野貞一厩舎)となった。なお、1番人気クーゲル(牡3、栗東・加用正厩舎)は最後に接戦から遅れて5着、2番人気マコトグロズヌイ(牡3、栗東・鮫島一歩厩舎)は7着に終わった。
勝ったビタミンエースは、父ケイムホーム、母シプカクラッチュ、その父デヒアという血統。初勝利は芝だったが、昨年11月の黄菊賞で敗れてからはダートに路線を変更し、(ダート)4戦目のここで勝ち星を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ビタミンエース(牡3)
騎手:松山弘平
厩舎:栗東・本田優
父:ケイムホーム
母:シプカクラッチュ
母父:デヒア
馬主:村上稔
生産者:谷口育成牧場
通算成績:9戦2勝