大外から強襲を決めた。中団を追走した3番人気のステファノス(栗東・藤原英)が力強く差し切って、1分50秒1のタイムで2勝目をゲット。直線半ばでは前と差があったが、岩田の左ステッキでエンジンが点火。パワフルに脚を伸ばし、ゴール手前でとらえた。内から抜け出しを図った1番人気ゼウスバローズが3/4馬身差の2着で、ディープインパクト産駒のワンツー。さらに1馬身1/4差の3着には2番手から運んだ4番人気ハピネスダンサーが入った。
岩田は「乗りやすいし、追いだしたらしっかり反応してくれた。こういう馬場も合う。末脚はすごかったね」とうなずく。祖母にダート重賞5勝のゴールドティアラを持つディープインパクト産駒。今後はいずれかのトライアルから皐月賞(4月20日・中山、芝2000m)出走を目指す。
提供:デイリースポーツ