好位を追走した1番人気のタマモユウトウセイ(牡、父ハーツクライ、栗東・五十嵐)が力強く抜け出した。タイムは1分26秒5。先手を主張した8番人気マチルダ(7着)を見ながら進め、直線で外に持ち出すとしっかりとらえる“優等生”の競馬で初陣を飾った。2馬身半差の2着は4角2番手から先に抜け出した2番人気のウォーターショパン。さらに3馬身差の3着争いは馬体を合わせての攻防となったが、首差で7番人気のエイシンローリンが6番人気ピサノナイトレイに競り勝った。
池添は「期待通り。調教でいい動きをしていたし、反応がいいのも分かっていた。いい勝ち方だった。これからですね」と前を向く。兄姉も管理した五十嵐師は「素直な馬だし、きょうだいでは一番“優等生”かな」と笑顔だった。
提供:デイリースポーツ