良血馬が多数そろった注目の一戦を制したのは7番人気のウンプテンプ(牡、父メイショウサムソン、美浦・田中剛)だった。スローの流れのなかを好位のインでしっかり折り合い、直線では最内を鋭伸。上がり3F33秒3の末脚を繰り出し鮮やかに2馬身突き抜けると、1分52秒4のタイムでデビューVを飾った。2着は中団から猛追を見せた6番人気のヘイジームーン、さらに首差の3着には大外を伸びた1番人気のジュエルプラネットが入った。
後藤は資質の高さに舌を巻く。「まるで競馬を1回経験しているかのような走りだった。ポテンシャルは相当高いですね」と将来性に太鼓判を押した。
提供:デイリースポーツ