現地時間5日、首・ナドアルシバ競馬場で行われたマクトゥームチャレンジ第3戦(首G2・ダート2000m)は、M.キネーン騎手騎乗のチキティン Chiquitin(牡5、サウジアラビア・J.バートン厩舎)がエルムスタンザー Elmustanserに3.1/4馬身差を付けて優勝。勝ちタイムは2分04秒7(良)。さらに3馬身差の3着にグランドオムブレ Grand Hombreが入った。注目された昨年の凱旋門賞(仏G1)2着のチェリーミックス Cherry Mixは4着に、昨年の南ア年度代表馬ヤードアーム Yard-Armは5着に敗れた。
勝ったチキティンは父Fitzcarraldo(その父Cipayo)、母Murias(その父Big Play)という血統のアルゼンチン産馬。04年1月にアルゼンチンでデビューし、同国で4戦3勝の成績を残した。今年に入ってからは、前々走1月20日のマクトゥームチャレンジ第1戦(ダート1600m)はグランドエンポリウム Grand Emporiumの4着に、前走2月10日に行われたマクトゥームチャレンジ第2戦(首G3・ダート1800m)では、ジャックサリヴァン Jack Sullivanの2着に敗れていた。通算7戦4勝、2着1回(うち芝2戦2勝)。
この後は現地時間26日に行われるドバイWC(首G1・ダート2000m)へ向かい、マクトゥームチャレンジ第3戦を見送ったアジュディミツオー(牡4、船橋・川島正行厩舎)らと対戦する予定。