6日、阪神競馬場で行われた5R・3歳新馬(牝、ダート1400m)は、池添謙一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)シンシアー(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)が好位からレースを進め直線抜け出すと、16番人気ビクトリアサンデーを3馬身離し快勝。勝ちタイムは1分27秒8(良)。さらに3/4馬身差の3着には逃げた5番人気ナムラサンカが入った。
勝ったシンシアーは父サンデーサイレンス、母ソウスマッグ(その父Nureyev)という血統。近親にダンツシアトル(父Seattle Slew、95年宝塚記念-G1)、ハートレイク(父Nureyev、95年安田記念-G1)などがいる。
阪神6R・3歳新馬(芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気アルキオーネ(牡3、栗東・安田隆行厩舎)が、中団追走から直線半ばで抜け出すと、4番人気ジュワユースに1.1/2馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは2分04秒0(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には9番人気サンエムラヴが入り、1番人気ジリオンスターは6着に敗れた。
勝ったアルキオーネは、父スペシャルウィーク、母ブルーハワイ(その父スリルショー)という血統。半兄に2月26日の阪神9Rで急死したゲヴァルト(父サンデーサイレンス、ラジオたんぱ杯2歳S-G3・3着)、近親にはダンディコマンド(父ニホンピロウイナー、北九州記念-G3)がいる。