5番人気のコウヨウマリア(牝、父ダンスインザダーク、美浦・古賀慎)が差し切り勝ち。中団追走から向正面で徐々に進出を開始すると、4角で前を射程圏に入れ、直線は素晴らしい伸び脚を披露。坂上で一気に先頭に踊り出ると2着以下に1馬身半差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分7秒8。2番人気のデュアルインパクトは追い込み及ばず2着まで。さらに鼻差の3着には7番人気のミヤビホークアイが入った。なお、1番人気のビューロクラートは2番手から直線でいったん先頭に立ったものの、踏ん張りが利かず4着に敗れた。
田中勝は「大跳びだからこんな(降雨の影響で力のいる)馬場を心配したけど大丈夫だったね」とうなずく。古賀慎師も「兄姉と違って距離はこなしてくれた」と手応えをつかんでいた。
提供:デイリースポーツ