16日、阪神競馬場でフィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)が行われ、好位のインにつけた武豊騎手騎乗の2番人気
ベルカント(牝3、栗東・角田晃一厩舎)が、直線でも最内を突いて逃げる13番人気
ニホンピロアンバー(牝3、栗東・田所秀孝厩舎)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分22秒3(良)。
さらにアタマ差の3着に6番人気
エスメラルディーナ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)が入り、ここまでが4月13日に行われる桜花賞の優先出走権を手にした。なお、1番人気
ホウライアキコ(牝3、栗東・南井克巳厩舎)は5着、3番人気
ヤマノフェアリー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)は8着に終わった。
勝った
ベルカントは、父サクラバクシンオー、母セレブラール、その父ボストンハーバーという血統。昨年はファンタジーSを制した後、阪神JFではなく朝日杯FSに挑戦(結果は10着)。その朝日杯FSも含め、これまでは常に逃げる戦法をとっていたが、今回は好位から前を捕らえるという競馬を見せ、本番の桜花賞に向け弾みをつけた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ベルカント(牝3)
騎手:武豊
厩舎:栗東・角田晃一
父:サクラバクシンオー
母:セレブラール
母父:ボストンハーバー
馬主:ノースヒルズ
生産者:土居忠吉
通算成績:5戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年ファンタジーS(GIII)