断然人気に応え快勝したノーザンリバー(撮影:武田明彦)
2日、大井競馬場で第25回東京スプリント(GIII・4歳上・ダ1200m・1着賞金2700万円)が行われ、先団の後ろでレースを進めた蛯名正義騎手騎乗の1番人気ノーザンリバー(牡6、栗東・浅見秀一厩舎)が、直線で前を捕らえて抜け出し、中団から差を詰めた2番人気セイクリムズン(牡8、栗東・服部利之厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒7(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着には、JRAからの移籍初戦となった10番人気アルゴリズム(牡6、大井・堀千亜樹厩舎)が入った。なお、3番人気ジェネラルグラント(牡4、船橋・出川克己厩舎)は5着に終わった。
勝ったノーザンリバーは、父アグネスタキオン、母ソニンク、その父Machiavellianという血統。昨年12月のカペラSでダート重賞初制覇(芝では3歳時にアーリントンCを制している)を挙げると、続く根岸Sで2着、フェブラリーSで4着と、ともに人気薄ながら健闘。断然人気に支持されたここをキッチリと制し、改めてその実力を証明した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ノーザンリバー(牡6)
騎手:蛯名正義
厩舎:栗東・浅見秀一
父:アグネスタキオン
母:ソニンク
母父:Machiavellian
馬主:林正道
生産者:ノーザンファーム
通算成績:19戦7勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年カペラS(GIII)