4日、名古屋競馬場で第54回東海桜花賞(4歳上・ダ1400m・1着賞金250万円)が行われ、序盤は中団で進め、3〜4コーナーで一気に捲って先頭に立った大畑雅章騎手騎乗の4番人気ピッチシフター(牝4、愛知・川西毅厩舎)が、直線で後続を突き放して、2着の2番人気トウショウセレクト(牡7、兵庫・碇清次郎厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分28秒3(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に7番人気ノゾミカイソク(牡5、愛知・錦見勇夫厩舎)が入った。なお、3番人気マルカベンチャー(牡8、愛知・瀬戸口悟厩舎)はノゾミカイソクとアタマ差の4着、先手を取った1番人気サイモンロード(牡6、愛知・角田輝也厩舎)はさらに2.1/2馬身遅れての5着に終わった。
勝ったピッチシフターは、父スズカマンボ、母サンディシフター、その父Crafty Prospectorという血統。昨年11月のJBCレディスクラシックでは地方馬最先着となる5着に入線。それ以来のレースとなったここを制して、重賞5勝目を挙げた。また、ピッチシフターはこの勝利で29日に行われるかきつばた記念の優先出走権を手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ピッチシフター(牝4)
騎手:大畑雅章
厩舎:愛知・川西毅
父:スズカマンボ
母:サンディシフター
母父:Crafty Prospector
馬主:(有)グランド牧場
生産者:グランド牧場
通算成績:22戦9勝(JRA2戦0勝・重賞5勝)