19日、阪神競馬場で行われた若葉S(3歳OP・芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気アドマイヤフジ(牡3、栗東・橋田満厩舎)が、中団後方追走から4角手前で外目を進出すると、後方3番手から直線大外を伸びた5番人気タガノデンジャラスを3/4馬身抑え快勝した。勝ちタイムは2分00秒3(良)。上位2頭には皐月賞(G1)への優先出走権が与えられる。さらに1/2馬身差の3着には4番人気グッドネイバーが入り、2番人気シックスセンスは4着に敗れた。
勝ったアドマイヤフジは、父が昨年10月に急死した99年日本ダービー(G1)馬アドマイヤベガ、母は97年ステイヤーズS(G2)2着のアドマイヤラピス(その父Be My Guest)という血統。半兄がアドマイヤホープ(牡4、栗東・橋田満厩舎、父フォーティナイナー)で、牝系はフサイチコンコルド(牡12、父カーリアン、日本ダービー-G1)などと同じ一族。昨年7月のデビュー戦(阪神・芝1600m)快勝後は、前走のきさらぎ賞(G3)3着など3戦して勝ち切れない競馬が続いていた。通算成績5戦2勝。