厩舎の2週連続重賞Vの期待がかかるローガンサファイア
今年から1着馬に、ヴィクトリアマイル(5月18日・東京、芝1600m)の優先出走権が与えられる重要な一戦。先週、
キズナが今春の始動戦Vを決めた佐々木厩舎が、その刺客として
ローガンサファイアを送り込む。
3か月ぶりとなった前走の淀短距離Sが3着。「しまいは確実に伸びて来る」と、佐々木師が笑みを浮かべるように、鋭い脚で前を猛追した。今回は距離の1F延長が鍵を握るが、久々の1400mに「3分3厘まで折り合えれば。前が流れてくれたら折り合えるはず。馬の後ろでうまくごまかせれば」と速い流れを期待する。
阪神コースは4戦2勝、2着1回。1400m戦も[1-2-0-1]の好相性だ。しかも阪神1400mでは、昨年3月のマーガレットSを完勝。最後方からメンバー最速の上がり3F(34秒0)で突き抜けている。「状態はいいからね。脚がたまれば、ビックリするぐらいの脚を使うから」。勢いある厩舎が2週連続の重賞制覇を狙う。
提供:デイリースポーツ