いつもの時間に、いつものCコース2コーナーから馬場入りして、その2周目に桜花賞の最終追い切りを行ったハープスター(栗東・松田博資厩舎)。

　1周目スタンド前では、ビキニスタイルを追走する形だったが、向正面の6F標識地点では、3頭併せの先頭に立っていた。

　ハープスター、ビキニスタイル、ラウンドワールドという隊列で3コーナーに入る。ハープスターは3頭の大外で、直線は迫るラウンドワールドとの併せ馬。重心のブレないフットワークは前走時とは雲泥の動き。

　時計も6F81.6〜5F66.8〜4F52.2〜3F38.3〜1F12.4秒と速く、申し分のない最終追い切りだった。

(取材・写真：井内利彰)