21日、高知競馬場で行われた全日本新人王争覇戦(ダート1400m)は、伊藤千尋騎手(北海道)騎乗の5番人気ヘッシュ(牡5・高知・別府真司厩舎)が、好位追走から直線抜け出すと、中団から脚を伸ばした山田順一騎手(笠松)騎乗の8番人気リトルダンサーを1.1/2馬身差制し優勝した。勝ちタイムは1分34秒0(良)。3着には松島慧騎手(荒尾)騎乗のセトノマッハ、4着には唯一の女性ジョッキー・岩永千明騎手(荒尾)騎乗のパレスシャトーが入った。長谷川浩大騎手(栗東)騎乗のナチュラルタレントは10着、騎乗予定だった石橋脩騎手(美浦)は、前日の中山競馬で骨折し、参加を取りやめている。
伊藤千尋騎手は、85年9月10日生まれの19歳。03年10月7日に北海道・伊藤靖則厩舎からデビューし、04年4月29日に初勝利をあげている。3/20時点での通算成績は275戦11勝。