接戦となったが、サウンズオブアース(栗東・藤岡)が2分3秒0のタイムで1番人気に応えた。2番人気サトノフラクタル(5着)が緩やかなペースで先陣を切り、道中は5、6番手の外を追走。横に広がった直線では外めから脚を伸ばし、最後は馬場の中央から伸びた6番人気ストロベリーキングと馬体を合わせる形になったが、鼻差で振り切った。前走の若葉Sでは3着。皐月賞への出走はかなわなかったが、自己条件で今後につながる2勝目を手にした。なお、さらに3/4馬身差の3着は4番人気ブラックカイトだった。
鼻差の辛勝に「乗りやすい馬。ただ、思っていたよりも追って伸びなかった」と福永は少し不満げ。「ポテンシャルは高いので、これからの馬です」と今後の成長に期待した。次走は京都新聞杯(5月10日・京都、芝2200m)を予定している。
提供:デイリースポーツ