現地時間26日、首・ナドアルシバ競馬場で行われたドバイシーマクラシック(首G1・芝2400m)は、D.ドワイヤー騎手騎乗のフェニックスリーチ Phoenix Reach(牡5、英・A.ボールディング厩舎)が快勝。2着ラズカラ Razkalla、3着コリアーヒル Collier Hill。昨年の凱旋門賞(仏G1)2着馬チェリーミックス Cherry Mixは10着、クールモアグループの主戦となったK.ファロン騎手騎乗のパワーズコート Powerscourtは5着に敗れた。
勝ったフェニックスリーチは、父Alhaarth、母Carroll's Canyon(その父Hatim)という血統で、伯父に89年の凱旋門賞馬キャロルハウス(父Lord Gayle)がいる。初の海外遠征となった02年カナディアン国際S(加G1)でG1初制覇。昨年はジャパンC(G1)にも出走し6着に敗退。昨年12月の前走・香港ヴァーズ(香G1)に続くG1連勝で、通算成績11戦5勝(うちG1・3勝)。