ウィリアムズはゴールドシップに「いい感触を持ってレースに臨める」/天皇賞・春

2014年05月01日 12:00

ウィリアムズが騎乗し、栗東坂路で追い切ったゴールドシップ

 熱望していたコンビ結成がかなったオーストラリアの名手が、ゴールドシップの背中を堪能した。29日に日本に来たばかりのウィリアムズが、あこがれだったゴールドシップに騎乗し栗東坂路でファーストコンタクト。想像していた通りの乗り味に、感嘆の声を漏らした。

「この馬に乗ることができて光栄です。外から見ていて日本で1、2を争う馬だと思っていました。初めてだったので、どういう馬かを知ることに重きを置きましたが、スピードがなかなか衰えず、追い出してからの反応も良かった。大満足です」と絶賛の言葉を並べた。

 追い切りはショウナンマオ(5歳1000万下)との併せ馬。残り1Fで並び掛けると、鞍上のゴーサインに反応して、前へ飛び出た。右ムチが飛ぶごとに、チップを強くけり上げて、ラストは2馬身半先着。タイムは4F53秒3-38秒5-12秒8と、重い馬場を考慮すれば優れた数字だ。須貝師は「リラックスしている中でも時計が出ている。状態がいいのだろうね」と納得の笑みを浮かべた。

 ウィリアムズは以前から「ゴールドシップに乗りたい」と陣営に直訴しており、昨秋には同馬のぬいぐるみを購入したほど強い思い入れがある。その熱意が通じた形での初騎乗。それだけに結果に対するこだわりも強い。

「すごく状態はいいし、いい感触を持ってレースに臨める」。初コンビとは思えないほどの絶大な信頼感。豪腕が芦毛の怪物とともに春の頂上決戦に挑む。

提供:デイリースポーツ

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