(13)アルマエルナト=美浦北Cを2周後に森林馬道へ。「馬体の張り、毛ヅヤは今までで一番いい」と菊竹助手は胸を張る。「右回りだともたれるが、左だと真っすぐに走る。この舞台は合う」とコース変わりを歓迎していた。
(14)ウインフェニックス=美浦Pで軽めの調整。藤原助手は「状態は良化している」と好感触だ。9戦して掲示板を外していない堅実派。「このメンバーでどこまでやってくれるかな」と大舞台での好走を期待していた。
(15)アドマイヤビジン=午後4時過ぎに府中入り。大當助手は「スムーズに輸送ができました」とうなずく。「上積みはないかもしれないが、現状は維持している。この馬の末脚を生かす競馬で」と力を込めた。
(16)エイシンブルズアイ=午後4時前に東京競馬場入りした。初めての長距離輸送だったが「落ち着いていた。いつもと変わらないですね」と川副助手は胸をなで下ろす。過去10年で3頭の優勝馬を輩出している毎日杯で2着に好走。「東京のマイルは絶好の舞台だと思う。普段乗っている感じでは、左回りの方がいいんですよ」と初コースをプラスに捉えていた。
(17)マイネルディアベル=美浦北の角馬場で乗り運動。内海助手は「追い切り後も少しずつ良くなっている」と笑顔で話す。東京で2勝を挙げており、「適性は十分。この馬のしぶとさを生かす競馬を」と先行粘り込みを狙う。
(18)ピークトラム=午後3時34分、府中に到着した。「着いてからカイバを食べなくなる。でも前走もマイナス12キロで勝った。減っていても力は出せる」と村木厩務員。「あとは乗り役に期待」と横山典の手腕に期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ