美浦Wで追い切ったエクセラントカーヴ(左)とエバーブロッサム(右)
気迫十分の動きだった。
エクセラントカーヴは美浦Wで3頭併せ。先行する外
エバーブロッサム(4歳オープン)、中
リングネブラ(5歳1000万下)を軽快なフットワークで追走。直線で最内に潜り込み、きっちり併入した。
橋本助手は「少し
テンションが上がっているのが心配ですが、調教についてはとても良かったですね。仕上がりはいいと思います。休み明けを1回使った上積みが期待できそう。この馬の力を出し切れそうですね」と満足そうな笑みを浮かべた。
前走の中山牝馬Sは勝ち馬に0秒8差の9着に敗れた。だが、骨折明けだったことを考慮すれば、それほど悲観する内容ではない。休み明け2戦目でここに向かうのは予定通りのローテーション。大一番への仕上げに狂いはない。
この日、手綱を取った戸崎圭は「反応を確かめましたが、思った通り良かったですね。前走の敗因はいろいろ考えられますが、今回は間違いなく前走以上の状態になっています」ときっぱり言い切った。
東京芝は[2・1・1・0]と相性は抜群。しかも持ち時計1分31秒8はメンバー中トップだ。「今回は走り慣れたマイル戦。休養前の状態に戻っていれば、このメンバーでも戦えそうです」と橋本助手はGI奪取に意欲を示した。
レイカーラは美浦Wで単走。終始楽な手応えで、最後まで鞍上の手綱は押さえたままだった。4F56秒3-40秒2-13秒6のタイムに、橋本助手は「前走は調教が強かったようなので、今回はソフトな仕上げにしました」と説明した。前走の福島牝馬Sでは7着に敗れたが、「能力では引けを取りません」と雪辱の構えだ。
提供:デイリースポーツ