6日、大井競馬場で行われたマイルGP(ダート1600m、1着賞金3500万円)は、石崎駿騎手騎乗の2番人気ナイキアディライト(牡5、船橋・出川龍一厩舎)が、好スタートから先頭に立ち、直線では好位から進出した4番人気プルザトリガーを4馬身突き放し圧勝した。勝ちタイムは1分37秒8(良)。上位2頭には、5月5日に船橋競馬場で行われる、今年から交流G1に昇格した、かしわ記念(交流G1)への優先出走権が与えられる。さらにハナ差の3着には2番手を追走した1番人気トミケンマイルズが入った。
勝ったナイキアディライトは、父ディアブロ、母ナイキアラモード(その父スリルショー)という血統。3歳時から羽田盃、東京ダービー(共に南関東G1)の南関東2冠を達成し、ジャパンダートダービー(交流G1)では、ビッグウルフ、ユートピアから0.2秒差の3着に好走。古馬になってからも、かしわ記念、日本テレビ盃(ともに交流G2)を優勝している。今回は14着に惨敗したジャパンCダート(G1)以来5ヶ月ぶりの出走だった。通算成績20戦9勝(うちJRA3戦0勝)。
鞍上の石崎駿騎手、管理する出川龍一調教師ともに同レース初制覇。石崎駿騎手は01年6月のデビュー以来、初の重賞制覇となった。