朝一番、武豊騎手が跨って、Cコースでの3頭併せを行ったトーセンスターダム(栗東・池江泰寿厩舎)。サトノシーザー、ローザズカレッジに続いて、馬場へ入場し、先頭から4馬身くらい後方の位置で6F標識を通過した。

　徐々にペースを上げていく形で、3コーナーから4コーナーの手応えは上々。最内から前に並びかけると、余力十分の手応えで、いつ追い抜こうかという感じ。鞍上が軽く仕掛けると、鋭く反応して、外2頭を突き放して先着。時計は6F83.0〜5F67.6〜4F52.9〜3F38.5〜1F12.1秒と、馬場状態を考慮すれば遅くない。なにより、反応の鋭さが前走時とは全く違っている。(取材・写真：井内利彰)