現地時間13日、英国のニューマーケットでタタソールズ・2歳ブリーズアップセールが開幕した。初日のファーストセッションでは、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏が、キングズベストの産駒を初日3番目の高額価格となる150、000ギニー(約3045万円)で落札した。
落札されたのは父が英2000ギニーを勝ったキングズベスト King's Best(その父Kingmambo)、母がカラS(愛G3)の覇者アミナタ Aminata(その父Glenstal)という血統の牡駒。
ファーストセッションの最高落札馬は父Swain、母Robust(その父Conquistador Cielo)の牝駒。叔父にベルモントS(米G1)優勝のDanzig Connectionがいる血統で、ダーレースタッドマネジメントに240、000ギニー(約4872万円)で落札された。
タタソールズ・2歳ブリーズアップセール出身馬には、宝塚記念(G1)優勝のメイショウドトウ(父Bigstone)などがおり、昨年はコンゴウリキシオー(牡3、栗東・山内研二厩舎、父Stravinsky)が34,000ギニー(約730万円)で取引されていた。同セールは13、14日と2日間に渡って開催される。
なお、セッション1の日本人と思われる購買馬は以下の通り。
51 牡 Elusive Quality×Bushy's Pride
Big Red Farm(45、000ギニー)
54 牡 King's Best×Aminata
Mr.Katsumi Yoshida(150、000ギニー)
※上段は左からHipナンバー、性、父、母、下段は購買者、( )内は購買価格。