桜花賞馬、シャダイカグラが死亡

2005年04月15日 13:48

 今月4日、89年の桜花賞馬シャダイカグラ(牝19)が繁養先の平取・びらとり牧場で動脈瘤破裂のため死亡していたことが分かった。

 シャダイカグラは、父リアルシャダイ、母ミリーバード(その父ファバージ)という血統。甥にオースミブライト(父ラストタイクーン、神戸新聞杯-G2)、姪にオースミコスモ(父フジキセキ、関屋記念-G3)などがいる。89年桜花賞(G1)を制し、オークス(G1)もクビ差の2着とクラシックを戦線を賑わせたが、エリザベス女王杯(G1)のレース中に故障を発症し、引退、繁殖入りした。通算成績11戦7勝(重賞3勝)。

 繁殖入りしてからは、流産、不受胎が続き、生涯で6頭の産駒しか残せなかった。唯一のJRA勝ち馬である2番仔のエイブルカグラ(父ジェイドロバリー、JRA・1勝)から、99年忘れな草賞(OP)などJRA・4勝を挙げたアスクコマンダー(父コマンダーインチーフ)などが出ている。現2歳のマーベラスサンデー産駒(牝)が最後の産駒となる。

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