28日(土)・29日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、26日確定した。
今週は東京、阪神、函館で計6鞍の2歳新馬戦が組まれており、土曜東京5Rには2008年の秋華賞を制したブラックエンブレムの仔、ブライトエンブレム(牡、美浦・小島茂之・父ネオユニヴァース)が田辺裕信騎手を鞍上に登場する。今週の新馬戦に出走する主な2歳馬は以下の通り。
※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)
◆6/28(土)
・東京5R(芝1600m・16頭)
ブライトエンブレム(牡、田辺裕信・小島茂之・ネオユニヴァース)…母ブラックエンブレムは2008年の秋華賞の勝ち馬。半兄テスタメント(父ディープインパクト)は昨年10月に新馬戦を勝っている。
トリルビー(牝、江田照男・牧光二・デュランダル)…半兄に2006年のNHKマイルカップを制したロジック(父アグネスタキオン)がいる。
・阪神5R(芝1200m・14頭)
スクワール(牡、浜中俊・野中賢二・ストーミングホーム)…栗東坂路で54.3-12.5の好時計。先週CWでも時計を出しており、仕上がりが良さそう。
・函館5R(芝1000m・6頭)
マコトカンパネッロ(牝、津村明秀・岩戸孝樹・デュランダル)…半姉マコトブリジャール(父ストーミングホーム)は先日降級戦となる準オープンの垂水Sを制して再度のオープン入り。同馬も調教で良い動きを見せている。
◆6/29(日)
・東京5R(芝1400m・16頭)
シーナリー(牝、柴田大知・田中剛・ScatDaddy)…米国産馬で、美浦南芝コースで軽快な動きを見せている。初戦から動けそう。
・阪神5R(芝1800m・12頭)
ティルナノーグ(牡、武豊・松永幹夫・ディープインパクト)…兄姉に目立った活躍馬はいないが、父がディープインパクトになって期待が寄せられ、関係者からの評判も高い。
トーセンバジル(牡、福永祐一・藤原英昭・ハービンジャー)…父は現役時代にキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制した新種牡馬。叔父に2011年の天皇賞・秋を制したトーセンジョーダンがいる。
・函館5R(芝1200m・10頭)
ネミッサ(牝、木幡初広・牧光二・マンハッタンカフェ)…母メリッサは2010年の北九州記念を勝っている。調教の動きも軽快で、初戦から期待が掛かる。