クラリティシチーと併せ馬を行ったダイワファルコン(撮影:佐々木祥恵)
7月13日(日)に福島競馬場で行われる七夕賞(GIII・3歳上OP・ハンデ・芝2000m)に出走予定の美浦所属各馬の1週前情報。
ダイワファルコン(牡7・美浦・上原博之厩舎)について、上原調教師。
「放牧から戻ってきて、ここを目標に順調に来ています。今日(7/2)はラジオNIKKEI賞に出走予定のクラリティシチーと併せましたが、動きも良く、来週に向けて予定通りの追い切りを消化できました。福島は相性が良いコースですし、好レースができればと思っています」
マイネルラクリマ(牡6・美浦・上原博之厩舎)について、上原調教師。
「宝塚記念を回避し、こちらに目標を切り替えました。この馬はいつも週末ビシッとやって、レースの当該週にサラッとやるというパターンですので、今日(7/2)は予定通りサラッと乗って、今週末にやる予定です。ハンデ戦ですので、この馬もダイワファルコンも、ハンデが鍵になりそうですね」
コスモバルバラ(牝5・美浦・尾関知人厩舎)について、尾関調教師。
「前走はマーメイドS(GIII・芝2000m・2着)でしたが、使ってきている馬に良績があるレースですので、この馬もマーメイドの前に1度使えれば良かったのかもしれません。ただマーメイドSを目標にしてしっかりと調整できましたし、ハンデが50キロと軽かったのと人気がないのに驚いたくらいです。外枠でしたけど、新潟で未勝利(芝2000m)を勝った時が大外枠だったので、枠も良いかなと思っていました。馬の状態もレースも良かったのですが、1頭強いのがいましたね。
前走後はここを目標にして、先週から時計を出し始めました。今週の追い切りは明日(7/3)木曜日の予定です。ハンデも軽いでしょうし、ここでも見劣りはしないと思っています。昨年は福島の織姫賞(500万下・芝2000m)で2着になった後に、函館(十和田湖特別・500万下・芝1800m)で勝ちました。今年は福島のここを使って、この後は札幌のクイーンSの予定ですので、昨年と似たようなパターンになりそうです」
グランデスバル(牡6・美浦・星野忍厩舎)について、星野調教師。
「前走の目黒記念(GII・芝2500m・9着)は、時計1つくらいしか負けていないし、この馬なりに走っていると思います。相変わらず気性的に追い切りができないので、南Aコースとプールで調整しています。今週は水、金、日にプールの水圧を上げてもらって負荷をかけて調整して、来週は通常に戻します。この中間、どこも悪いところがなく順調で、元気一杯ですよ。レースは、杉原騎手が騎乗予定です」(取材・写真:佐々木祥恵)