30日、京都競馬場で行われた端午S(3歳OP・ダート1800m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)カネヒキリ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が、道中好位追走から4角で先頭に立つと、直線他馬を寄せ付けず9馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。2着には10番人気エイシンニュートン、さらにクビ差の3着には2番人気のデイフラッシュが入った。
勝ったカネヒキリは、父フジキセキ、母ライフアウトゼア(その父Deputy Minister)という血統で、伯父に種牡馬Silver Deputyがいる。デビューから2戦(共に芝)は結果が出なかったが、半年間の休養を挟んだ今年2月の未勝利戦(京都・ダート1800m)を初ダートながら7馬身差の圧勝。続く500万下(中山・ダート1800m)も2着馬に大差をつけて圧勝した。前走・毎日杯(G3)では7着に敗れたが、ダート替わりの今回を再び圧勝した。通算6戦3勝(ダート3戦3勝)。