ヴォーグトルネード最後方強襲、五十嵐師「左回りにこだわる」/ジュライS

2014年07月21日 12:00

 中京11R・ジュライS(ダート1800m)は2番人気のヴォーグトルネード(栗東・五十嵐)が、後続を4馬身突き放す圧勝劇で連勝を決めた。勝ちタイムは1分50秒0。4馬身差の2着争いは逃げた5番人気のメイショウコロンボ。さらに鼻差の3着には2番手追走の1番人気サトノプリンシパルが入った。

 最後方からでも慌てず騒がず、4角でも14番手。直線はロスなく馬群をさばいて突き抜けた。「前半はついていけなかったが、腹をくくった」と福永は会心の追い込みVに満足げ。五十嵐師は「クラスが上がるごとに切れるようになった」と驚きの表情で期待馬のオープン連勝を喜んだ。

 秋のダート王決定戦は、これまでのJCダートからチャンピオンズカップ(12月7日)に。舞台は今回と同じ中京ダート1800mだ。「左回りにこだわる」と、トレーナーはBSN賞(8月30日・新潟、ダート1800m)での賞金加算をにらめば、主戦も「いよいよこれから」と先を見据えた。サウスポーの5歳馬が頂点奪取をにらみ、さらに加速していく。

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