ナイスミーチューが差し切り、1年10ヶ月ぶりの重賞制覇/マーキュリーカップ・盛岡

2014年07月21日 16:35

ナイスミーチューがクリソライトとの競り合いを制し、久々の重賞タイトルを手にした(撮影:武田明彦)

 21日、盛岡競馬場で第18回マーキュリーカップ(GIII・3歳上・ダ2000m・1着賞金2300万円)が行われ、先団の後ろでレースを進めた小牧太騎手騎乗の4番人気ナイスミーチュー(牡7、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中2番手から3コーナー手前で先頭に立って粘る3番人気クリソライト(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイム2分1秒9(良)は、盛岡ダート2000mのレコード。

 さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気シビルウォー(牡9、美浦・戸田博文厩舎)が入った。なお、2番人気サミットストーン(牡6、船橋・矢野義幸厩舎)は4着、1番人気ソリタリーキング(牡7、栗東・石坂正厩舎)は5着に終わった。

 勝ったナイスミーチューは、父キングカメハメハ、母ローザロバータ、その父Fire Makerという血統。昨年3月の仁川S以来、約1年4ヶ月ぶりの勝利を果たした。重賞勝利は2012年9月のシリウスS以来、約1年10ヶ月ぶり(2勝目)。

【勝ち馬プロフィール】
◆ナイスミーチュー(牡7)
騎手:小牧太
厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:キングカメハメハ
母:ローザロバータ
母父:Fire Maker
馬主:ダノックス
生産者:ノーザンファーム
通算成績:43戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年シリウスS(GIII)

【勝利ジョッキー・小牧太騎手のコメント】
 今日は前々で競馬ができたことで勝ち切れたと思います。砂を被るのが嫌いな馬なので、できるだけ砂を被らない位置につけようと思いました。速いかなと思いましたが、良く頑張ってくれました。

 距離はいくら伸ばしても引っかからないし、折り合いに関しても問題ない馬なので、これから距離が長いところでも結果を出せればいいなと思います。

 盛岡は何年かぶりですが、いつ見てもきれいな競馬場で気持ち良く乗れました。また来たいと思います。

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