ナイキマドリードが差し切り、習志野きらっとスプリントを制した(撮影:高橋正和)
21日、船橋競馬場で第4回習志野きらっとスプリント(3歳上・ダ1000m・1着賞金1000万円)が行われ、中団でレースを進めた川島正太郎騎手騎乗の3番人気ナイキマドリード(牡8、船橋・川島正行厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして先行各馬を捕らえ、最後は道中3〜4番手からゴール前で2番手に浮上した6番人気ショコラヴェリーヌ(牝5、大井・荒山勝徳厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは59秒0(重)。
さらに3/4馬身差の3着には、逃げた2番人気ユーリカ(牝4、船橋・山本学厩舎)が入った。なお、1番人気に推されていた愛知のワールドエンド(牡5、愛知・川西毅厩舎)は9着に終わった。
勝ったナイキマドリードは、父ワイルドラッシュ、母スイートテイスト、その父Salt Lakeという血統。3連覇を決めた1月の船橋記念以来となる、8つ目の重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ナイキマドリード(牡8)
騎手:川島正太郎
厩舎:船橋・川島正行
父:ワイルドラッシュ
母:スイートテイスト
母父:Salt Lake
馬主:小野誠治
生産者:下河辺牧場
通算成績:50戦16勝(JRA1戦0勝・重賞8勝)
主な勝ち鞍:2011年さきたま杯(GII)