関屋記念の2週前追い切りを行ったダノンシャーク(右)(撮影:井内利彰)
安田記念4着後、吉澤ステーブルWESTに放牧に出て、7月12日に栗東へ帰厩した
ダノンシャーク(栗東・大久保龍志厩舎)。今朝30日は出走予定の関屋記念(8月17日・新潟芝1600m)に向けた2週前追い切りをCWで行った。
6F標識地点では、遥か前方に
テナンゴと
サンデーウィザードを見る形。普通なら、前に追いつくことのない距離だが、そこは重賞ウイナー。4コーナーで2頭の外を回ったにも関わらず、早々に
サンデーウィザードに並びかけ、2頭の併走が、更に前の
テナンゴを追いかける。
テナンゴが脱落した後、
サンデーウィザードが食い下がる形だったが、そこはキャリアとクラスの違い。楽に
ダノンシャークが先着してフィニッシュとなった。
時計は6F80.5〜5F65.6〜4F52.0〜3F38.9〜1F12.4秒。数字はもちろんだが、併せ馬の中身も高く評価できる2週前追い切りだっただけに、レース週には完璧に仕上がった状態で出走してくるのではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)